Aras 社では、低い初期投資でAras InnovatorのPLM効率化を体感出来るSmall Startを推奨しています。 その為、機能を必須なものに限定した、Aras Innovatorオープン版をAras社Webサイトからダウンロード形式で配布しています。 Aras Innovatorオープン版は、小規模(最大100セット程度)であれば、Aras innovatorのPLMによる効率化が実感できるレベルのものになっています。 Aras 社では、既存のPLMシステムとの連携を重視して、3DCADコネクタやOfficeコネクタを用意していますが、オープン版では準備されていないために、事前に、既存のシステムから既存データをAras Innovatorに移行する必要があります。 3DCADについては3Dpdf形式で出力保存することで、公開されている3Dpdfビューアを採用することで対応が可能になります。 しかし、既存のシステムで幅広く使われているExcelの表計算.グラフ解析がAras Innovatorオープン版と併用.連携出来なくなってしまいますので、弊社では、ユーザーが使用しているExcelと、Aras Innovatorオープン版を連携させる『DD Excel Connector』を開発しましたので、試用版を配布してAras InnovatorのPLM効率化を体験して頂きたいと思っています。
Aras Innovatorオープン版をインストールしたAras Innovator Serverに、複数のUser Interface PCがInternetを介してシステムを構成します。
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Aras Innovator Serverに『Excel Connector』をインストールして、User Interface PCに内蔵されたExcelと連携させます。
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『Excel Connector』はUse Interface PCとAras Innovator ServerのInter Net接続を条件に可動出来ます。
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User Interface PC にAras Innovatorオープン版がインストールされている場合には、 Aras Innovatorオープン版の起動を条件に『Excel Connector』を可動出来ます。
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作業終了後にAras Innovator Serverに紐づけられたフォルダに成果物を収納してzip化しておきます。(Excel Connectorが回収)
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Aras Innovator ServerのWork Flow Mapから変更回覧機能でMailが発信されます。
(User Interface PCで閲覧---確認処理)
『Excel Connector』はAras innovatorオープン版において、正規版のオプション「Officeコネクタ」を代用します。
Aras Innovator ServerとUse Interface PCで扱う帳票 (Form) .項目 (Item) .属性 (Property) は、名称番号を付加して検索.連携.管理します。
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『Excel Connector』はユーザーの既存システムと連携して、Excelなど既存システムで実業務を行いAras innovatorのPLMシステムで業務の効率化を達成します。
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User Interface PC向けに『Excel Connector』に対応したサンプルExcel帳票とサンプルフォルダを提供します。
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提供するExcel帳票では自動でグラフをpdf化(実ファイル)して、提供したフォルダに出力保存してフォルダをzip化しておきます。
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フォルダには、Excel帳票、pdf、txtを同封 →『Excel Connector』が回収して、zipを解凍してAras Innovatorオープン版向けの処理を行います。
(解凍後にItem . Property . 実ファイルに分類して帳票ItemTypeと連携 )
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ユーザー既存帳票は以下の方法で流用可能です。
---Excel帳票は名称番号を取得して、Aras innovator オープン版の帳票Item Type(フォーム)と連携します。
---Word文章は名称番号を取得して、text形式で出力保存します。(実ファイル)
---PowerPointは名称番号を取得して、pdf形式で出力保存します。(実ファイル)
---3DCADは名称番号を取得して、3Dpdf形式で出力保存します。(実ファイル)