paralegalへのAras Innovator導入提案 - ①費用対効果

     

本システムはAras Innovatorのトレサビリティ機能を使い、パラリーガルデータベースを構築して、業務の効率化を達成します。 パラリーガルが勤務する弁護士事務所は数人から数十人規模の事務所が多く、製造業を対象にしたPLMは規模が大きく不釣り合いに感じられるが、 リレーショナルデータベースを主に導入するとした場合、導入コストだけが問題になります。 そこで、Aras Innovatorのスモールスタートを採用して、 採用コストを低減したプロジェクトを提案します。
【前提条件】
・パラリーガル業務を対象とする。
・小規模弁護士事務所でも容易に導入可能にする。
・パラリーガル業務をパラリーガル資格がない職員でも、パラリーガル業務をサポート可能にする。
〔費用〕
① スモールスタート
 (Aras Innovator無料版採用+ローコード:*CUI)
② サブスクリプション
 (定額化+保守運用サポート機能付)
③ 既存システム連携流用
 (入出力に既存システム流用 → 操作に習熟不要)
〔効果〕
① 初期投資低減+教育低減+ユーザーインターフェース改修容易
② バージョンアップ費定額+保守運用費低減
③ 操作に習熟不要 + パラリーガル知識不要
*CUI(Configurable User Interface):管理者が画面のレイアウトと動作を定義するためのAras Innovatorのモデリングメカニズム


paralegalへのAras Innovator導入提案 - ②システム概要


本システムはAras Innovatorのトレサビリティ機能を使い、パラリーガルデータベースを構築して、業務の効率化を達成します。 [ 裁判所 ] のサイトから裁判例データをExcelにデータ移行した後に、Aras Innovatorでアイテムタイプ(ファイル)のユーザーインターフェースUI(フォーム)と アイテム(フィールド)に付随するメタデータ(プロパティ)を分けて保存し、フォームを読み込んだ後に自動で該当するプロパティを取得して組合わせることで、 ITAR(米軍セキュリティ基準)の遵守を可能にしています。 Aras InnovatorはOffice365や他のシステムと親和性が高く、既存のシステムを入出力機能として併用することも可能です。 クライアントは、操作以外のAras Innovatorの知識は不要です。

paralegalへのAras Innovator導入提案 - ③BOM構成概要


本システムはAras Innovatorのオープン版を使うことで、スモールスタート(初期コスト低減)を図ると共に、 パラリーガル業務にPLMの手法を採用することが可能になり、登録、検索、業務フローを自動化する結果、 パラリーガル業務の効率化を達成できます。 左図はBOM構成概要図で、右図はAras Innovator Tree Grid View(品目番号はAras 内で自動採番)になります。 



paralegalへのAras Innovator導入提案 - ④帳票-報告書2画面表示例


Aras Innovator BOM (部品表) 機能を使ってパラリーガル業務用フォームを揃え、 [ 裁判所 ] サイトの裁判例データから 欲しい判例の抽出.追加.保存.整理.管理の業務を効率化して、報告書作成業務をサポートします。 又、 Aras Innovator オープン版の技術文書作成機能を使い、文書だけではなくグラフや画像を容易に掲載出来る、 パラリーガル業務報告書のテンプレートを揃えて、報告書作成業務を効率化します。 Aras 機能において Word 出力ができるので、画面上に表示されているWord報告書がエクスポートされます。

paralegalへのAras Innovator導入提案 - ⑤BOM構築フロー


 パラリーガル業務にPLMの手法を採用する為に、裁判サイトから前回の判例事例取得日以降に発生した判例事例を、判例検索ツールで取得します。  判例検索ツールは裁判所サイトの裁判例検索に (https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search1)を操作する形式で、従来と同じ感覚で裁判例の収集ができます。  取得した判例はAras Innovator上で検索できるほか、判例に関して注記やコメントを付加したり、判例を案件と紐づけてすぐ参照できるようにしたりできます。


 

paralegalへのAras Innovator導入提案 - ⑥業務フローマップ


パラリーガル業務にPLMの手法を採用する為に、業務フローをワークフローマップに組み込んで、Aras Innovatorの機能の活用を可能にしてパラリーガル業務を効率化します。  ステートチャート(状態遷移図)をライフサイクルマップに組み込んで、ワークフローマップと関連付けて業務フローの進捗管理を可能にします。 〔ルーティンワーク(定型業務)は自動.半自働化〕


 
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